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アスベスト(石綿)の定義と有害性について


定義

アスベストとは、鉱物系(ケイ酸塩鉱物)天然繊維で、ILO(国際労働機関)等では以下の6物質を
アスベストと定義しています。(含有量として1%以上のもの)

クロシドライト(青石綿) 国内では1995年使用禁止(労働安全衛生法施工令)
1988年輸入禁止
アモサイト(茶石綿) 国内では1995年使用禁止(労働安全衛生法施工令)
1993年輸入禁止
クリソタイル(白石綿) 2004年10月使用禁止(労働安全衛生法施工令改正)
アンソフィライト(直閃石) 2004年10月使用禁止(労働安全衛生法施工令改正)
トレモライト(透角閃石) 2004年10月使用禁止(労働安全衛生法施工令改正)
アクチノライト(陽起石) 2004年10月使用禁止(労働安全衛生法施工令改正)

※ 定量対象物質は、クロシドライト(青石綿)、アモサイト(茶石綿)、クリソタイル(白石綿)の3種です。


有害性

アスベストによる健康被害は吸引によって生じ、以下が知られています。

石綿肺 じん肺の一種で息切れ、せき、倦怠感等の肺機能障害を生じると言われています。(不可逆性疾患)
石綿肺がん 喫煙者のリスクが相乗的に増大すると言われています。
悪性中皮腫 主に胸膜、腹膜中皮(中皮とは臓器の皮のこと)に発生する悪性腫瘍と言われています。喫煙とは無関係と言われ潜伏期間が20〜40年と言われています。


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